ますだのブログ。

情熱ZINE 編集長 ますだのブログです。

「菜の花の沖」から学ぶ金銭欲の正しい扱い方

こんにちは、増田です。

日頃の運動不足がたたっているのか、
アルバイトが連勤になると、疲れがたまってしまいます。

何事も体力が大事なので、適度な運動を取り入れていきたいと思います。

 

最近読んでいる司馬遼太郎さんの歴史小説のひとつ

菜の花の沖」という作品のなかで、
思わずドキっとしてしまう記述があったので、今回はそれをシェアしたいと思います。

 

菜の花の沖」は江戸時代の蝦夷地の開拓に大きな役割を果たした
高田屋嘉兵衛という回船業を営む男が主人公の作品です。

 

ビジネスや生き方にもヒントをもらえる作品なのでオススメです。

 

さっそく、ドキっとした記述を引用したいと思います。

 

商利や生産上の利益は、元来が、薬効をもつ毒物のようなものである。
息せき切ってそれを追求すれば、毒に冒されて人格がこわれかねない。

 

僕たちに当てはめてみると、お金がほしい、有名になりたい、
売り上げをあげたいってことを追求しすぎると、利益の毒が全身に回って人格が壊れる。

 

こういう人って、Facebookで見かけたりしませんか?
利益の毒が回って抜け出せない人が。

 

以前は、あんなに良い人だったのに、
人相が変わってしまったり。

 

売り上げを上げたいという思いが投稿からにじみ出てきてしまったり。

 

利益の毒。もっと言い換えると、お金の毒。

 

利益も売り上げも、そしてお金も適切に求めていれば、
自分の可能性や成長を助けてくれる薬になりますが、使い方を誤ると毒になる。

 

この記述を見て、腑に落ちたのが、ボクシングの黒人世界チャンピオンの話です。

 

一部の例外を除き、世界チャンピオンになって地位や名声、莫大なお金を手に入れたチャンピオンは、
チャンピオンの座から転げ落ちると、例外なく生活が貧しくなるという話です。

 

悪徳プロモーターや金に群がる悪い交友関係などによって、
あれほどあったお金が手品にかかったように一瞬で消えてしまいます。

 

もっとも有名な例が、マイクタイソンではないでしょうか。

 

彼は名トレーナーと出会い、才能が開花してチャンピオンの座に上り詰めます。

が、悪徳プロモーターと手を組んだことにより、
お金のことを最優先に考え始め、人格が崩壊していきます。

チャンピオンの座から転げ落ちると、数々の暴行容疑などのスキャンダルにまみれます。

 

利益の毒に冒されて、人格が崩壊した実例です。

では、どうすればいいのか?

菜の花の沖」には次のような記述があります。

 

嘉兵衛に欠けているものは、業欲というものであった。
業欲以前に、金銭についてのごく一般的な欲望もすくなかった。

あるいは欠如しているといったほうがよかったかもしれない。

そのことが、ひとびとに嘉兵衛という人間にふしぎな味を感じさせた。

 

嘉兵衛と違って、お金が欲しいという業欲は、いきなりゼロにすることはなかなか難しいです。

ただし、金銭欲を毒にせず、薬のままにすることはできます。

 

それは、【志や使命に準じて行動することです】

 

嘉兵衛も、自分の商売というよりは、徐々に蝦夷地をよくしたい、
そこに住む人々の生活環境を整えたいという思いが先行して、
ときにまったく利益にならない幕府からの依頼された仕事を数多くこなすことになります。

 

しかし、そんな嘉兵衛だからこそ、人々を魅了するような不思議な魅力に溢れていたのでしょう。

 

今年に入り、使命や志に準じた生き方の大切さを学ばせていただいてます。

 

なぜ、それが大切なのか?

 

【利益や売り上げを追い求めて、毒が全身に回り人格が崩壊することを防ぐため】
を理由としてあげることができます。

 

いきなり、自分の使命や志を見つけるのは、大変ですが、
それをしないことには、気づかないうちに、毒が全身を回ってしまうかもしれません…。

 

お互い気をつけていきたいですね。

 

それでは、また!

 

☆熱い生き方をご紹介☆→インタビューWEBマガジン「情熱ZINE」