ますだのブログ。〜情熱ZINE 編集長〜

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機能性よりも、ストーリー

 

こんにちは、ますだです。

 

私事ですが、仕事帰りの電車のなかで、「竜馬がゆく」(司馬遼太郎著)を読んでいます。

 

いよいよ最終局に突入し、あともう少しで読了します。

 

すでに何度も読み返しているのですが、その度に新たな発見があって、ハマります。

 

読了するのが、楽しみでもあり、さみしくもある今日この頃です。

 

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さて、今回は【ストーリーこそが、人をひきつける】というお話しをさせていただきます。

 

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あるプロレスラーの話をさせてください。

 

ここでは、そのプロレスラーを仮にA 選手とします。

 

A選手は、周囲から将来を期待され、いつチャンピオンになってもおかしくないプロレスラーでした。

 

数多くの試合をこなし、経験も積み重ね、テクニックを磨いていきました。いつチャンピオンになってもおかしくない実力がついてきました。

 

しかし、なかなかパッとしません。

ときには、観客からブーイングをあびることもありました。

 

さらにAよりもはるかに年下のBというプロレスラーが当時のチャンピオンを破り、一気にスター選手の座を確保します。

 

そんな様子に多少の焦りを感じながらも、A選手は試合を重ねるていきます。

 

そして、やっと手にしたチャンピオンのB選手に挑戦できる権利。

 

ここでB選手を敗れば、A選手は、念願のチャンピオンベルトを巻くことができます。

 

そして、毎年お正月に東京ドームで開催される一年の間でもっとも大規模で華やかな大会において、チャンピオンベルトをかけたB選手とのタイトルマッチが決定。

 

ちなみにA選手の夢は、

① 20代でチャンピオンベルトを巻くこと、

②東京ドームのメインイベントにたつこと

でした。

 

当時20代のA選手。

①と②の自分の夢が叶う最高のチャンス。

夢が叶うまで、あと一歩のところまでこぎつけました。

 

しかし、現実は残酷です。

 

団体を代表する人気選手のTは、東京ドーム大会のセミファイナルで、実力者で人気もあるN選手と試合をすることが決まっていました。

「(俺vsN選手)と(A選手vsB選手)の試合のどちらが、メインイベントにふさわしいかファン投票で決めよう」と言い出したんです。

 

ちなみにA選手vsチャンピオンB選手の試合は最高峰のチャンピオンベルトをかけた試合です。

 

T選手とN選手の試合は、違うベルトをかけた戦いではありましたが、A選手が勝ち取ろうとしたチャンピオンベルトに比べて、価値は少し下がります。

 

ベルトの価値から、普通に考えると、A選手の試合がメインイベントにふさわしいのは当然でした。

 

そして、ファン投票の結果。

 

なんと、T選手vsN選手の試合が、メインイベントになりました。

 

さすがにこれはマズイと思ったのか、団体も「ダブルメインイベント」としました。

 

しかし、

一年のなかで、いちばん華やかで注目度が高い大会の最後のトリの試合=T選手vsN選手の試合。

どちらの試合がメインイベントかは、ファンの目には、はっきりとしています。

 

試合を戦う前から、「東京ドームのメインイベントにたつ」という自分の夢をうばわれたA選手。

 

さらに、試合自体もチャンピオンのB選手に敗れ、「20代でチャンピオンベルトを巻く」という夢も消えてしまいます。

 

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なぜ、こんなことが起こったのかというと、

 

ファンの支持や人気が、

 

T選手、N選手  〉〉〉A選手

 

と大きな差があったからです。

 

T選手、N選手よりも人気がなかった。

言い換えれば、A選手にファンが共感できなかったんです。

 

なぜ、実力があり、経験も重ね、将来を期待されるA選手にファンが共感できなかったのか?

 

そこに【ストーリー(物語)がなかった】からです。

 

人は機能性よりも、ストーリー(物語)に共感します。

 

例えば、iPhone

 

iPhoneは、Apple創業者のスティーブジョブズが「電話を再発明する」という明確な使命を持ち、開発に対してのストーリー(物語)が明確でした。

 

一方、シャープ、パナソニックなどの国内メーカーは写真の画素数や防水性などの機能性を重視。そこにストーリー(物語)はありませんでした。

 

脳科学では、人の脳は、ストーリー(物語)によってしか共感をえることができないことが分かっています。

 

なので、何をやるにも大事なのは、

機能性よりもストーリー(物語)をみせること。

 

機能性は、ほかとかぶったり、マネされたりする危険性はあります。

しかし、ストーリー(物語)はかぶったり、マネされたりしません。

 

なぜなら、あなたと同じストーリー(物語)を歩んでいる人は、誰ひとりとして、ほかにいないからです。

 

お金持ちや肩書きなどの機能性よりも、自分だけの人生を歩んでいるというストーリー(物語)を大事にしていきましょう!

 

それでは、また!

 

ps

 

先ほど自分の夢が敗れて、失意の結果に終わったプロレスラーのA選手。

 

その後、メキシコ遠征をキッカケに、覚醒して、自分のストーリー(物語)を態度と言葉、さらに試合のなかで、表現するようになります。

 

そしてチャンピオンになり、

さらに東京ドームのメインイベントに立ち

今では、ファンから圧倒的な共感を集める人気レスラーになっています。

 

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