ますだのブログ。〜情熱ZINE 編集長〜

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「サムライ」とは何か?

こんにちは、ますだです。

 

昨日は今年いちばんの暑さでした。

 

ここまでくると、暑いをとおりこしてますよね?

 

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さて、僕が通勤中に取り組んでいることの

ひとつが、歴史小説を読むことなんですが、

本日、司馬遼太郎さん著の「峠」を読み終えました。

 

「峠」は、幕末期、長岡藩の家老として藩政を担った河井継之助の半生を描いた歴史小説です。

 

作者の司馬遼太郎さんは、河井継之助の一生を通して、幕末期にできあがり今も世界語になっている「サムライ」というものの存在を解き明かそうとしています。

 

「峠」のあとがきで、司馬遼太郎さんはこう書きしるしています。

 

サムライという日本語が幕末期からいまなお世界語でありつづけているというのは、かれらが両刀を帯びてチャンバラをするからではなく、類型のない美的人間ということで世界的にめずらしがったのであろう。

 

そして、その「サムライ」の美的人間の特徴についても、こう書きしるしています。

 

幕末期に完成した武士という人間像は、日本人がうみだした、多少奇形であるにしてもその結晶のみごとさにおいて人間の芸術品とまでいえるように思える。しかもこの種の人間は、個人的物欲を肯定する戦国期や、あるいは西洋にはうまれなかった。

 

人はどう行動すれば美しいか、ということを考えるのが江戸の武士道倫理であろう。人はどう思考し行動すれば公益のためになるかということを考えるのが江戸期の儒教である。この二つが、幕末人をつくりだしている。

 

「サムライ」の特徴は、ふたつ。

① 人はどう行動すれば美しいか。

② 人はどう行動すれば公益のためになるかを考える

 

自分の私欲がない。

無欲であり、なおかつ世のため、人のために

行動できる人。

 

そんな人間を「サムライ」と呼びます。

作品中の河合継之助の言葉でも、

 

長岡藩の全藩士が死んでも人間の世というものはつづいてゆく。その人間の世の中に対し、人間というものはどういうものかということを知らしめてやらねばならない。

 

と、結果よりも、行動に美くしさがあるかどうかを重視しています。

 

司馬遼太郎さんは、土佐藩坂本龍馬を主人公にした「竜馬がゆく」という作品のなかでも、

 

私心を去って自分をむなしくしておかなければ人は集まらない。人が集まることによって智恵と力が持ち寄られてくる。仕事をする人間というものの条件のひとつなのであろう。

 

と、② 人はどう行動すれば公益のためになるかを考えるうえでの無私の重要性を龍馬に語らせています。

 

現代のほうが、幕末期よりも便利になっていますが、もしかしたら人間性は、幕末期の日本人のほうが高かったのかもしれませんね。

 

さて、SNSを見ると、無私とは正反対の人がうじゃうじゃいますよね?

 

でも、なかには「あれっ? この人はなんか違う。いい意味で」って方もいらっしゃいますよね。

 

そういう方々って、

 

① 人はどう行動すれば美しいか。
② 人はどう行動すれば公益のためになるかを考える

 

自然と①、②に当てはまる思考をしているなと思うんです。

 

人間ですから、まったく私欲がないっていうのは不可能ですけど、魅力的な人って、その私欲のうえに、①、②の考えを持っている方が多い印象があります。

 

「人は何のために生きるのか?」

って難しい質問だと思うんですが、

 

とりあえず

① 人はどう行動すれば美しいか。
② 人はどう行動すれば公益のためになるかを考える

 

この①、②の特質を持ったかっての「サムライ」を行動規範にできることを目指してみるのもオススメだと思います。

 

そんなことを「峠」という作品を読み終えて感じました。

 

それでは、また!

 

ps

これからは、司馬遼太郎さん著の「燃えよ剣」を読み進めていく予定です。主人公は新撰組副長の土方歳三です。

 


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