木製家具の思いやりと技術の高さ
こんにちは、ますだです。
昨日は、10月に1次試験を受ける「インテリアコーディネーター」の5ヶ年分の過去問を解いていました。
5年分とりあえず終わったので、また1から戻って、今度はGoogleを駆使して、問題文の中に出てくる用語を調べていく予定です。
新たな参考書の購入も考えたのですが、試験まであと1ヶ月半なので、とにかく過去問を撤退的に活用することにしました。
肌身離さずスキマ時間に勉強をしていこうと思っています。
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突然ですが、あなたの自宅には、木製家具がありますか?
ある場合、その木製家具をよく観察してみると、板と板の間に釘(くぎ)がありますか?
木製家具の場合、組み立てるときに、釘(くぎ)を打って板と板をつなぎ合わせる方法のほかに、いくつか接合方法があります。
平はぎ(芋はぎ)といって、釘を使わず接着剤のみで、板と板をつなぐ方法。
一方の板に凹形の溝を掘って、他方の板に凸形の部分を作って、板と板をつなぐ本実(ほんざね)はぎ。
平たい楕円形(だえんけい)をしたビスケットのようなものを数箇所入れて、板と板をつなぐビスケットジョイント。
などなど。
釘(くぎ)を使わずに板と板をつなぐ方法はかなりあります。
釘を使わずに板と板をつなぐことができれば、木製家具の美しさを損なわずにすみますよね?
僕は、釘を使わない接合方法がたくさんあることを、知って、作り手側のこだわりと思いやりを感じました。
「美しい木製家具を作りたい」って想いが伝わってきます。
そして、釘を使わない接合方法は、作り手の技術の高さが問われます。
板に凹凸を作ったり、45度に板をカットしてつなぎ合わせたり。少しでも形がズレるとうまく板と板がつながりません。
今までなにげなく使っていた木製家具にも、デザイナーや製作者のさまざまな意図や想いが込められています。
その意図や想いを知って、「世の中は、まだまだ自分が気がついていないことであふれている」としみじみ思い知らされました。
まさに日々、勉強ですね。
日々なにげなく見ているものや触れているものに疑問を持って調べてみると、さまざまな気づきを与えてくれますよ。
それでは、また!
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