ある親子が思い出さてくれた仕事の原点
こんにちは、ますだです。
最近は、秋のような気候で、少し肌寒かったりします。一年が過ぎるのは、ほんとうにあっという間だよなぁと、しみじみ感じますね。
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日々の目の前の仕事や課題に取り組んでいるなかで、心に余裕がなくなるせいか、大切なことを忘れがちになっていませんか?
僕は、なってました…。
そんな大切なことのなかで、昨日、店頭で接客させていただいた親子が僕に「仕事の原点」を思い出させてくれました。
今回は、そのお話しをさせて頂こうと思っています。
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僕は、スピーカーやヘッドホンなどの音響機器を販売する仕事に従事しています。
昨日、店頭に中学生の男の子とお父さんの親子がお店に来店しました。
最初、イヤホンを見ていたので、さっそくお声がけ。
お話しを聞いていくなかで、「ヘッドホンのほうがイヤホンよりも欲しい」という話になり、さっそく発売中の3種のヘッドホンをそれぞれ視聴してもらいました。
製品の違いと特徴をお話しさせて頂き、操作方法を実演。
ただし、僕の勤務している音響機器メーカーのヘッドホンは、価格が5万円で、決して安い製品ではないので、「製品をご体験頂ければ、それでいい」っていう気持ちでした。
そうしたら、「買います」という返答を頂き、若干、僕は驚いてしまいました。
さらに、ヘッドホンを収納する別売りにカバーケースもセットで購入。
で、思い出したんです。
最近、心に余裕がなかったせいか、売ることばかりに意識が向いていました。
けれど、人が何かを買うってときは、その製品やサービスに価値を感じたときですよね?
ようは、価値を感じてもらえさえすれば、値段に関わらず、買ってもらえるわけです。
で、僕ら販売員がやるべきことって、その製品の価値をお客様に伝えること。
その過程のなかで、さらに販売員である自分に対して、お客様が信頼感を持って頂いて
「この人から買いたい」って思ってもらえれば
販売員としては、最高なわけです。
ヘッドホンを試しているときに、「すげぇ!」っていうお子さんのつぶやきが印象に残っています。
最後お見送りの際、親子が笑顔で退店する姿を見て、仕事の原点を思い出しました。
仕事っていうのは、【いかにお客様に価値を提供し、喜んでいただくか。その過程のなかで結果的に購入するかしないが決まる。「売りたい、売りたい」っていう思いだけでは売れない】
これって、実は仕事以外のことにも言えて、
「○○したい!」って思いだけだと、自分のことだけしか考えてないので、それを聞いた相手は「私のことは何も考えてないんだなぁ」と思ってしまって応援する気にならないですよね?
他者のことをどれだけ想像できるか?
そのためには、自分をできるだけ良い状態に保つことが大事になってきます。
ストレスを抱えた状態では、視野も狭まるし、他者のことを考えることができません。
そうなると、価値を与えることも難しいわけです。
僕は正直、最近は自分のことだけを考えていたので、昨日はお店に来店したあの親子に大切なことを教わりました。
そういう意味で、昨日は、僕にとって良い一日でした。
それでは、また!
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