誤解を解く!? 感情は湧き上がるものではなく、与えられるもの
こんにちは、ますだです。
暑いですね。連日30度超え。
通勤だけでも、莫大な体力使いますね…。
そのため、満員電車には乗らないように気をつけています。
暑い+ 満員電車=ストレスMAXなので…。
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最近、英語を勉強し直していますが、日本語と英語の考え方の違いを発見できて興味深いです。
このブログでは、「現実の受け止め方を変えよう」、「勉強して、フィルターを増やして、さまざまな角度から物事を見るようにしよう」などのお話しをさせていただいています。
では、なぜ現実の受け止め方を変えようと言っているのか?
その根拠のひとつである「感情」について今回は考えていきたいと思います。
とくに感情に対しての捉え方が、日本語と英語では大きく違います。
今回のほとんどの話しが、予備校講師 富田一彦先生のこの動画からの引用になるので、時間ない場合は、ぜひこの動画だけでもチェックしてみてください。
↓
日本語の場合、
彼の話を聞いて、私たちは不快だった。
など、「不快」、「嬉しい」という感情は自分の中から湧き上がってくるものだと思っています。
日本人にとって、【感情は自分の行動】です。感情は自分の心のなかにあって、その自分の中から外に出てくるものだと考えています。
一方、英語の場合、
【感情は自分の行動ではありません。】
試しにこの文章を読んでいる、あなたにお願いです。
「喜んでみてください」
「悲しんでみてください」
さて、できますか?
できませんよね…。
【人間は何か原因がないと、感情をいだきたくてもいだけない】
【原因があると、いくらイヤだと思っても、感情をいだく】
富田先生の話しでは、【感情とは、原因の中に入っているパチンコ玉のようなものです】
その原因が起こると、その感情が人間めがけて飛んでくる。
その感情を人間は受け取って、喜んだり、悲しんだりしています。
先ほどの、彼の話を聞いて、私たちは不快だった。という文章を英語に直すと、
His story annoyed us
となります。
英語の場合、一部例外を除いて、感情の動詞は他動詞です。
さらにどの動詞も意味は「与える」。
他動詞なので、目的語をとり、その目的語は、「気持ちを抱く人」です。
主語の部分には、感情を人にいだかせる原因を置きます。
人を主語にしたい場合は、感情の動詞を受動態に変える必要があります。
I was exited by news.
感情は、自分の中から湧き上がるものっていう考え方が、誤解なんです。
感情は、原因があって、その原因から受け取るものです。
ストレスを抱えることなく、生きたいなら、感情の原因を排除すれば良いんです。
満員電車でストレスを抱えるなら、満員電車に乗らない。通勤ルートを変えてみる。
職場でストレスを抱えているなら、転職してみる。
など。
でも、通勤ルートは変えれても、いきなり転職はハードルが高いですよね。
なので、オススメとしては、感情を抱かせる原因は極力排除したうえで、どうしても排除できないものに関しては、あきらめも必要です。
そして、原因があると、感情をイヤでも受け取ってしまうなら、受け取ったあとに、その感情を冷静に定義する。
「なぜ、自分はそんな感情を抱いたのか?」
客観視できれば、捉え方が変わります。
感情に振り回されている人は、自分の意志ではなく、感情の原因に振り回されていると捉えることもできます。
そんな状態は、本来のあなたではありませんよね。
感情に振り回されないためにも、客観視するためにも、勉強をしてさまざまなフィルターを増やしていくことが大切です。
今回の、感情は自分の中から湧き上がるものではないって話しを知って、ラクになりませんか?
僕はラクになりました。
なぜなら、「こんな感情をいだく僕は、人として情けない」なんてことを思ってましたから。
今回のお話しを通して、あなたの気持ちが少しでもラクになればと思います。
それでは、また!
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