ブランディングってなんだ?
こんにちは、ますだです。
僕は、いまライティング講座に参加しているのですが、そこでの課題が毎日文章を書くこと。
朝起きて、思考がクリアな午前中に文章を書くよう意識しています。
なぜならば、午後や夜に書こうと思っても、
疲れてるからなのか、まったく書くことができません。
毎日、朝から自分との勝負の連続ですが、
この日々が未来につながることを信じています。
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さて今回は、最近読んだ書籍の感想を
シェアしたいと思います。
『ブランド 元スターバックスCEOが教える「自分ブランド」を築く48の心得』
著者は、元スターバックスCEOの岩田松雄さん。
タイトルの通り、自分のブランドを構築するための心得を、説いた書籍です。
本書は、ちまたにある自分のブランドを構築するテクニックが満載の書籍ではなく、そもそも
「ブランドとは何か?」ということから話しが始まっています。
とくに印象的だったのが、
いま話題の「セルフブランディング」では人を惹きつけられないという部分。
「セルフブランディング」とは、個人が自分自身を客観的にとらえ、
自ら戦略的に広報宣伝すること。
とくにツイッターやFacebookなどのSNSが普及してから話題になりました。
「セルフブランディング」は、他者に自分を「どう見せるか」「どう見られると自分が得をするか」などに終始して、ただのテクニックになってしまっています。
例えば、Facebookのタイムラインを見てください。
ほとんどの方が、自分をどう見せるかしか考えてないような投稿で溢れてませんか?
海外旅行に行きました。
こんなに豪勢なお食事しました。
こんなに稼ぎました。
私たち夫婦はこんなに仲がいいです。
私たちの職場はこんなに仲がいいです。
などなど。
実際は投稿とは、ほど遠いような生活や現状である方も多いですよね…。
その最たる例が、セレブな生活がSNSやネットで話題になった ばびろんまつこ。
これぞ、セルフブランディングの頂点といえる見事な投稿の数々。
彼女は、オークション詐欺で逮捕されて、その華麗な生活が、すべて虚像だったということが判明するのですが…。
失礼かもしれませんが、あなたの投稿も、自分をどう見せるかを考えての投稿ではないですか?
僕も偉そうには言えません。
著者の岩田さんは、「どう見せるか」という世間体だけのセルフブランディングを考えているうちは、一流にはなりえないと言い切っています。
では、自分のブランドをどうすれば構築できるのか?
著者の岩田さんは、自分ブランドの構築の化流れをこう説明しています。
人助けをしたい、世の中をよくしたい、というように自分自身が働く理由= ミッションをつくる。
↓
そのミッションを世の中に発信して、認知されていく=ブランド化していく。
ミッションを達成しようと努力し、それを発信していくことで人々に伝わり、ブランドとして認知される。
ブランドとは、結果としてにじみ出るものだと岩田さんは、定義しています。
たしかに、世間で、ブランドとして認知されているものにはミッションがあります。
また、僕が好きな司馬遼太郎さんの歴史小説、とくに幕末期の主人公たちにも、それぞれに自分のミッションを掲げて、それにそって行動し、歴史を動かしました。
ブランディングとは、テクニックではなく、
自分がどう生きるべきかの本質を見つめ、その中で自分のミッションを見つける。
そのミッションを発信する。
いたってシンプルです。
なので、ブランディングだとやっきになる前に
まずは、他者からどう見られるかを考えるのではなく、自分と対話して、自分のミッションを見つけてみませんか?
そこからしか、自分をブランド化することはできません。
何事も、本質をいかにつかむかが大切ですね。
それでは、また!
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