意志に頼らない仕組みを作る 借金返済論
こんにちは、ますだです。
ここ数日は、天気にも恵まれ比較的暖かい日が続いていますね。
春がもうすぐそこまで来ているようです。
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さて、私ごとですが、お恥ずかしい話僕には借金があります。奨学金やローンを含めると、約300万。
会社勤めが嫌で、自分で転売の商売をしようと自宅とは別にアパートを借りたり、売り上げが伸びなくて切迫詰まった末に、儲かる話に飛びつき、結果うまくいかなくなり、あっという間に100万の借金を作ってしまいました。
これではいけないと、当時会社に縛られるのが嫌で、比較的時間の融通が利くアルバイトだったのですが、転職して正社員のサラリーマンとして働き始めました。
借金に関しては、奨学金は猶予申請等を利用し、他の借金に関しても、裁判所を利用して特定調停を申し立てて、毎月決まった額を現在もコツコツ返済しています。
「これで、借金を新たに作らない」と決意したはずでした。
しかーし、メルペイという後払い制度を利用して、日々の昼食代やコンビニでデザートを買ったり、書籍を買ったりして、あっという間に10万の借金を作ってしまいました…。
「新たな借金を作らない」と決意したのに、このザマです。
何度も、何度も借金を繰り返す現実に、正直あぜんとしました…。
「これでは本当にマズイ」とやっと現実を直視することができ、「なぜ、借金を繰り返すのか」真剣に考えるようになりました。
ネットの情報はもちろん、近所の図書館に行って本を読み漁りました。
そこで分かったことは、
借金を繰り返す原因のひとつが、僕に貯蓄がないことでした。
なぜ、借金をするのかというと、要は手元にお金がないからです。
そこで、これまではいかに手元のお金を増やすことばかりを考えて、転売やアフィリエイトなどさまざまな副業に取り組んできました。
副業に取り組むことは間違いではないのですが、その前にやるべきことがあった事にやっと気づきました。
それは、節約です。
要は、毎月の手取りのお給料の中から、固定費や借金の返済額を引き、残りのお金で日々の生活をやりくりするチカラです。
僕はいくら毎月使えるのか?という予算を組んでいなかったんですね。
そこで、
①手帳に毎月の手取り額と、家賃や借金返済額を記載して、すべての支払いが終わったあとにいくらのお金が残るのかを目に見える形にしました。
②手元に残ったお金の中から、投資と貯蓄に回す額を決めました。
ここでいう投資とは、積み立てNISAとiDecoを使って、投資信託のインデックスファンドを毎月決まった額自動で積み立てることです。この話はまた別の機会にお話しします。
貯蓄は、ゆうちょの定額預金を使って、毎月決まった額を定期口座へ自動入金。
借金を作る大きな原因は、手元にお金がないこと。
副業で新たな収入源を作るのも方法のひとつですが、それよりもまずは、コツコツ貯蓄をして、借金を利用しなくても大丈夫な状況を作ろうと考えました。
貯蓄がないことのマズさは前から薄々気づいてはいたんですが、毎月の給料からもろもろの支払いを終えたあとの余ったお金で貯金しようと考えていました。
けれども、なぜか毎月お金が余らず、貯蓄はゼロ。
そこで順番を変えました。
まずは貯蓄。そして自分の意志では、何かと理由をつけて結果、貯蓄が出来ないので、意志に頼らない仕組みを作ろうと考えました。
利用したのが、自動入金の仕組みです。
僕はゆうちょを給料の振り込み口座にしているので、つい最近郵便局に行って、定期預金への自動入金のサービスを申し込んできました。
自動入金日を選べるので、給料日を自動入金日に設定して、自動的に給料から天引きされる仕組みを作りました。
積み立てnisaやiDecoも給料日の2日後に自動的に天引きされるようにしています。
この意志に頼らない仕組みを作ることの重要性に気づいたのは実はiDecoをはじめてからでした。
iDecoは、確定拠出年金という制度で、簡単に言ってしまうと「自分年金」です。
老後の不安から昨年の春頃から利用し始めたのですが、昨年の暮れに、iDecoを運営する機関からこれまでの積み立て額を知らせる通知が届いたんです。
それを見たとき、自分が思っていた以上にお金が積み立てられていたんですね。
恐らく自分で貯めようとしたら、いろいろ理由をつけて、使ってしまうので、ここまで貯まってなかったと思います。
その積み立て額を見たときに、お金が、貯まる仕組みを作る大切さに気づき始めました。
「貯蓄よりも借金返済が優先だ」と思われるかもしれません。
ただ、僕の場合は借金を作る大元の原因である貯蓄がない状況を打破する仕組みを作るのが大事だと思ったんですね。
返済完了しても、お金に困って新たな借金を作ってしまう自分のクセに気づいたからです。
この試みが、どういう結果をもたすのかは、今後もこのブログでご紹介していこうと思います。
僕のように、借金に悩む人に少しでも解決の糸口の参考になれれば、幸いです。
それでは、また!